【驚愕】浮浪者にホテルで残った食事を与えていたのだが、12年後、その浮浪者と衝撃的な再会をする事になった…

963: 名無しさん@おーぷん 2015/06/11(木)18:20:39 ID:AY1

俺は昔、
サンフランシスコで学生やってた。

ホテルに住み込みで
朝晩の厨房の手伝いをすると
一月の家賃が300ドル位になって
お得だった。

そしてアメリカンなビュッフェスタイルで
大量生産するもんだから
そこでは大量に毎日残飯が発生する。

それを俺は使い捨てのパックに
こっそり詰めて
物乞いのおっさんにくれてやってた。

周りは留学生ばっかで
ネイティブの話し相手が欲しかっただけ。

元金融会社でアボーンした男で
当時40前半。

名前はアビー。

で、ある晩、日本人仲間の送別会で
しこたま飲んだ俺は
酔っ払い千鳥足で
ホテルに戻ろうとしたところ
白人のヒゲづらおっさん二人に
羽交い締めにされ殴られ蹴られ
俺虫の息で身ぐるみ全部剥がされ
ガチで車と車の間に捨てられてたらしい。

歯は前四本折れ肋骨はヒビ、
鼻も折られておいわさん状態、
太ももは刃物で刺され貫通。

手の指は全部逆に折られた。

犯人は捕まらず
キャッシュカードの番号を聞きだそうと
拷問されたんじゃないかと警察は言ってた。

約半年入院、ビザの関係もあったし
流石に帰国することにした。

アメリカ恐すぎwww

最後に仲良かった人たちに別れを告げ
アビーには何で怪我したかなどは言わずに
ジャックインザボックスというバーガー屋で
最後は一緒に飯食った。

「お前は良い奴だから良いこと有るよ。
 グッドラック」

と言われたのは忘れられない。

それから12年後の一昨年...

続きはココから

   

俺はとある機械部品の売り込みのため
出張でサンフランシスコを
経由することになった。

流石に俺はぶるっちまってたけど
アビーに会えるんじゃないかと期待してた。

がサンフランシスコは
浮浪者が溢れているから
そんな上手いこと見つかるわけもなく、
しゃーねーなと思い
翌日上司と近くの町サニーベールに向かい
取引先に行った。

で、担当者と会ったとき
お互いに「あれ?」と
不思議な表情になってたと思う。

ポカーンみたいな。

上司も俺と担当者の空気を不思議に思って

「もしかして知り合い?
 君、昔サンフランシスコに
 居たんだよね?」

と言ったのがきっかけで思わず

俺「アビー?」

と聞くと

担当者
「オーマイガー
 オーマイガー
 オーマイガー!」

と泣きだし抱き着いてきた。

アビー
「やはりお前だったか!
 オーマイガーオーマイガー
 オーマイガー!
 死にそうだったお前を見たとき
 俺は俺は俺は俺は!
 お前だけだった、
 俺をあの時人として
 扱ってくれたのは!
 お前が居なくなって
 また一人ぼっちになって
 このままじゃいけないと思って
 俺はここまで頑張ってきたんだ!」

なんか二人で号泣して
上司はポカーンとしてたw

アビーは当時は何も言わなかったが
ぼろ雑巾の俺を見つけ
救急車呼んでくれた人だった。

病院でも警察でも把握してなくて
誰が呼んでくれたのかは謎だったが
その時真実がやっと解ったんだ。

思わず

「アイラーーービューーー!」

と叫んでしまった。

もう商談どころの騒ぎじゃなかった。

そのあとは家に上司とともに招待され
奥さんと奥さんの連れ子の娘さんに
大歓迎された。

その後も半年周期で出張で会って
交流してる。

奥さんの連れ子が超可愛い短大生で

「アビー、嫁にくれwww」

と言ったら

「おおお、俺は良いと思うぞ!」

と娘に無断でメール教えてくれたw

始めは娘さんは彼氏居るからなーと
乗り気じゃなかったけど
今は別れて彼氏居ないらしい。

今度の夏に
親子で日本に遊びに来ることになったので
落としたると気合い入れてる。

アビーは俺のことを誰かに紹介するとき

「俺の息子だ!」

と紹介してくれる。

実の父は顔も知らないから
娘さんのことは抜きにしても
アビーは俺の父親だと思ってる。

というおっさんと俺の愛の思い出話。

 

966: 名無しさん@おーぷん 2015/06/11(木)18:33:33 ID:fYC

ええ話や(´Д⊂

 

引用元:http://nihonjinnanmin.com/archives/66087895.html

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