【壮絶】従姉妹が泊りがけで遊びに来て、一緒にお風呂に入ると、見慣れない木箱が!私「(怪しい…」中を開けるとカメラが!→兄が仕掛けたらしく、水没させると…

夏休み、ウチに従姉と従妹が
泊まりがけで遊びに来た。

田舎なので日中
山や川で遊んで、
皆でお風呂に入ると
見慣れない木箱があった。

お風呂場は広くて洗濯機なんかも置いてるけど、
普段無い真新しい箱、
それも穴が開いてたら
怪しいに決まってる。

中見るとビデオカメラ(父の所有物)

父は泊まりがけの仕事に出てたから、
おそらくウチの兄が仕掛けてた。

その後ビデオは水没(事故)した...

続きはココから

   

私は従姉妹に平謝りし、
従姉妹は
私ちゃんのせいじゃないからと
慰めてくれた。

大事にしないように
従姉妹は黙って遊んで帰っていった。

それから兄が大暴れ。

私がビデオカメラを壊した!と
そんなものが風呂場に
何故あったのかという問いには
話を擦り替えるな!と、
驚くべきことに父は兄に味方した。

風呂場に仕掛けたことは不問だった。

父にとって大事なのは
跡継ぎの兄で、
妹や従姉妹、母は逆らうなと言った。

思いっきりビンタされた。

兄はニヤニヤと満足気だった。

母は中立だった。

私に味方したいが、
そうすると立場が悪くなるから、
中立が精一杯だったんだろう。

絶望した私は家出した。

そしてなんだかんだあった後、
都会の従姉妹の家に居候することになり、
高校もそちらで卒業した。

田舎の友達と離れるのは辛かったが、
転校先では私の田舎キャラが受けて
楽しく過ごせた。

母のことはちょっとだけ心配した。

父と兄はどうでもよかった。

卒業後すぐ就職した。

父が叔父(従姉妹の父)に
お金を払っていないのは分かってたので、
精一杯稼いで叔父に返した。

そして結婚し、子供も出来た。

叔父は従姉妹の子と同様に
可愛がってくれた。

母は離婚して母の実家に戻った。

母の実家を継いでいた伯父の嫁
(母とは不仲)が亡くなったため、
母は戻ることができた。

祖母の面倒を看るという理由だった。

父は反対していたが、
お前に帰れるところはない!と
普段から母を責めていたため、
戻れるものなら戻ってみろ!と
半ば脅しで離婚届を書いたらしい。

母から連絡を受けた私は
すぐそれを提出して実家に戻れと言った。

母のためもあったが、
むしろ父憎しでそう言った。

ある日突然母は消えたそうで、
三日経ってようやく父は
離婚に気付いたと。

少し遡るが、兄は私の家出後も
学校と近所で盗撮騒ぎを起こしてた。

二件の盗撮騒ぎで
兄がやったんだろうという噂が
広まった。

というか私が田舎の友達から
騒ぎを聞いたとき、
兄が怪しいかもと言ったからだが
結局実際に兄の姿が目撃されてたから、
やっぱり・・・となった。

田舎の怖いところで、
父の体面が悪かろう、
私の嫁入りに
影響するかもしれない、と
事件にはならなかった。

何が怖いって、
事件にならないのに
噂だけは事実として
狭い社会でがっちり共有される。

要するに田舎の狭い社会では
父・兄は陰で笑い者となり、
外の人だけはそれを知らない状態になる。

もちろん外の人が嫁いできたら
何年も経ってから
それを知ることになるが。

しかし、盗撮騒ぎの被害者だった女性が
田舎のお殿様(要するに有力者)の
娘だったため逆鱗に触れ、
兄が外から嫁を迎えようとしても
ことごとく根回しされて潰された。

兄は父から跡を継がすために
進路も制限されており、
潰しが利かない。

とある伝統工芸しか出来ない兄。

父から逃げることも出来ず、
嫁を迎えることも出来ず
時は過ぎ、
父が弱ってきても
どうすることも出来ず、
お殿様の根回しが無くなっても
嫁のアテも無いまま
時折訪ねる叔父によると、
いまだ嫁取りを諦めていないようだが、
二十代前半の~と寝言を言ってる。

そういえば昔、
父から従姉妹を兄の嫁にと
言われたこともあるそうだが
もちろん断ったと。

父から私宛ての手紙があったが、
婿をとって戻ってきてくれと書いてた。

とっくに結婚して子供もいるけど、
知らせずにお断りしますとだけ書いて
投函した。

あんな家は潰れて
無くなってしまう方がいい。

 

引用元:http://syurasute.com/archives/7478079.html

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